Binance(バイナンス)ユーザー同士の送金には「内部送金」機能を利用でき、手数料は完全に無料で即時に着金します。操作手順は:バイナンスアプリを開く → 「出金」をタップ → 送金したい通貨を選択 → アドレス欄に相手のバイナンスUID、登録メールアドレス、または電話番号を入力 → システムが自動的に内部送金として識別 → 金額を入力 → セキュリティ認証を完了、という流れです。このプロセスはブロックチェーンネットワークを経由せず、バイナンスのシステム内での振替として処理されるため、ガス代や手数料を支払う必要がありません。統計によると、バイナンスの内部送金は1日平均800万件以上処理されており、平均着金時間は1秒未満です。バイナンスユーザー間では最も経済的で効率的な送金方法です。ルールの詳細はBinance公式サイトで確認するか、Binance公式アプリから直接操作を行ってください。iPhoneユーザーの方はiOSインストールガイドを参照してください。
内部送金とオンチェーン送金の違い
多くのユーザーが内部送金と通常のオンチェーン(ブロックチェーン経由)送金の違いを混同しています。ここで詳しく比較します。
内部送金:資金はバイナンスのシステム内でのみ移動し、ブロックチェーン上には記録されません。メリットは、手数料無料、即時着金、最低送金額の制限がないことです。デメリットは、バイナンスユーザー同士でしか利用できず、双方が本人確認(KYC)を完了している必要があることです。
オンチェーン送金:資金はブロックチェーンネットワークを通じて、あるアドレスから別のアドレスへ送信されます。ネットワークのガス代を支払う必要があり、着金時間はネットワークの混雑状況に依存します。メリットは、バイナンスユーザー以外の任意のウォレットアドレスへ送金できること、ブロックチェーン上に記録が残ることです。
コスト面での比較:100 USDTを送金する場合、TRC20ネットワークでのオンチェーン送金には通常1 USDT、ERC20では5〜15 USDT程度の手数料がかかりますが、バイナンス内部送金であれば完全に無料です。双方がバイナンスユーザーであれば、内部送金を利用することで年間で数万円以上の手数料を節約できる可能性があります。
内部送金の3つの方法
方法1:UIDによる送金
UIDは各バイナンスユーザーに割り当てられた固有の識別番号(数字の羅列)で、プロフィールページで確認できます。
手順:
- 受け取り側に、バイナンスアプリの「プロフィール」から自分のUID番号をコピーしてもらう。
- 送り側がバイナンスアプリで「出金」をタップする。
- 送金する通貨(例:USDT)を選択する。
- 出金アドレス欄に相手のUIDを入力または貼り付ける。
- システムがバイナンス内部ユーザーであることを検知すると「内部送金」と表示され、確認用に相手のメールアドレスや電話番号の一部が表示されます。
- 送金金額を入力する。
- 2FA(二段階認証)を完了させる。
- 送金完了。相手に即座に届きます。
方法2:メールアドレスによる送金
相手がバイナンスの登録に使用しているメールアドレスがわかれば、直接メールアドレス宛に送金できます。
手順はUIDと同様ですが、アドレス欄に相手の登録メールアドレスを入力します。システムが自動的に内部送金として識別します。注意点として、相手がバイナンスのアカウントに紐付けている正確なメールアドレスである必要があります。
方法3:電話番号による送金
相手が電話番号でバイナンスアカウントを登録している場合、電話番号での送金も可能です。入力時は正しい国番号(例:日本なら+81)を選択してから番号を入力してください。
方法4:Binance Pay(バイナンスペイ)を利用する
Binance Payは、QRコードのスキャンや支払いリンクの生成に対応した、より便利な内部送金方法です。
利用方法:ホーム画面 → バイナンスペイ → 送信 → 金額と通貨を入力 → QRコードまたはリンクで送信を選択。受け取り側がスキャンまたはリンクを開くことで受け取れます。グループでの集金機能などもあり、複数人での割り勘などにも適しています。
内部送金に対応している通貨
バイナンス内部送金は、プラットフォーム上で取引可能なほぼすべての通貨(200種類以上)に対応しています。よく利用されるものは以下の通りです。
- USDT:最も利用される通貨で、内部送金全体の約45%を占めます。
- BTC:ビットコイン。オンチェーン手数料が高め(約3,000円〜5,000円相当)なため、内部送金による節約効果が大きいです。
- ETH:イーサリアム。ガス代の変動が激しいですが、内部送金なら常に無料です。
- BNB:バイナンスコイン。各種支払いや手数料割引によく使われます。
- USDC:もう一つの主要な米ドルステーブルコイン。
どの通貨であっても内部送金手数料は無料です。これはオンチェーン出金とは対照的です。特にBTCやETHのようにネットワーク手数料が高い通貨ほど、内部送金を利用するメリットが顕著になります。
内部送金の限度額
内部送金の限度額は、ユーザーの本人確認レベルとセキュリティ設定によって異なります。
基本認証ユーザー:1回および24時間あたりの累計限度額は、通常8万USDT相当です。
高度な認証(プラス)ユーザー:限度額が大幅に引き上げられます。VIPユーザーはさらに高い限度額が設定されています。
限度額を超える送金が必要な場合は、複数回に分けて操作するか、本人確認レベルを上げることで対応可能です。
セキュリティに関する注意点
受け取り側の身元確認
内部送金を行う前に、必ず相手の身元を複数の手段で確認してください。よくある詐欺の手口として、友人や家族になりすまして送金を要求したり、「投資代行」などを謳って指定の口座へ送金させようとしたりするものがあります。
アドバイス:送金前に電話やビデオ通話で直接確認する、知らない相手には送金しない、高額送金の場合はまず少額でテストすることを徹底してください。
送金記録の確認
内部送金完了後、「取引履歴」→「出金履歴」から記録を確認できます。記録には「内部送金」というラベルと、受け取り側の情報の一部が表示されます。後で確認できるように、スクリーンショットを保存しておくことをお勧めします。
誤送信の防止
相手のUIDやメールアドレスを入力すると、システムが確認用に一部を伏せ字にした情報(メールアドレスの最初と最後など)を表示します。これをよく確認し、送金先が正しいことを確かめてください。一度内部送金が完了すると、バイナンス側で一方的に取り消すことはできません。相手と交渉して返してもらうしかありません。
よくある質問
アドレスを入力しても「内部送金」と表示されません
考えられる原因:相手がバイナンスユーザーではない、入力したメールアドレス等が登録情報と異なる、相手のアカウントが本人確認を完了していない、入力形式の間違い。正確な情報を再確認してください。識別できない場合は、相手からUID番号を教えてもらうのが最も確実です。
内部送金を取り消すことはできますか?
一旦完了した内部送金を取り消すことは不可能です。バイナンスのシステムは一方的なキャンセルをサポートしていません。送り先や金額を間違えた場合は、相手に連絡して返金を依頼するしかありません。詐欺の疑いがある場合は、速やかにカスタマーサポートへ通報してください。
着金が遅れることはありますか?
ごく稀に、システムのリスク管理審査により数分程度の遅延が発生することがあります。10分以上経っても着金しない場合は、オンラインサポートへ問い合わせてください。通常、99.9%の内部送金は1秒以内に完了します。
企業の利用や大量送金について
キャンペーンの報酬配布など、大量のユーザーへ一括送金したい場合、バイナンスはAPIを通じた一括内部送金をサポートしています。APIを利用すればプログラムによる自動化が可能です。法人ユーザーはより高い限度額や専用のAPIレートを申請することもできます。
まとめると、バイナンス内部送金はユーザー間において「手数料ゼロ、即時、簡単」という最高の送金手段です。相手がバイナンスユーザーであることがわかっているなら、オンチェーン送金よりも優先して利用すべきです。